11月29日(日)は、深川酉の市~三の酉~!
深川酉の市では、富岡八幡宮の鳥居から本殿に続く参道に縁起熊手の屋台が、ずらっと並びます!熊手が売れるたびに、威勢のよい祝いの手締めの音が響きわたり、冬の訪れを感じさせてくれます♪※写真はイメージです。
福をかっこめ!開運招福!商売繁盛!酉の市
富岡八幡宮の境内社・大鳥神社は、江戸時代から「お酉さま」と呼ばれ、開運招福、商売繁盛の神様として多くの信仰を集めています。
だから酉の市っていうの?
鷲神社、酉の寺、大鳥神社など鷲や鳥にちなむ寺社の年中行事として知られています。
11月の酉の日って?
鷲神社の社伝によると、この地で必勝祈願をした日本武尊(やまとたける)が、その戦の勝利後、入口の松の木に武器である熊手をかけてお礼参りをし、その日が11月の酉の日だったことが由来とされています。
酉の日は、毎日に十干十二支を当てて定める日付け法で、「酉」に当たる日。これは、12日おきに巡ってきます。ひと月は30日なので、日の巡り合わせにより、11月の酉の日は2回の年と3回の年があります。初酉を「一の酉」、次を「二の酉」、3番目を「三の酉」といいます。
今年は、11月5日、17日、29日が酉の日です! 今回は、29日「三の酉」のご案内です♪
三の酉まである年は家事が多い?
三の酉がある年には平年にもまして、歳末にかけて、社会一般で火の用心が心がけられ、熊手商の多くは縁起熊手に「火の用心」のシールを貼って売りだすこともあるようです。実際に火事が多いという事はないようですが・・・。
一説によると、その昔 男性が参詣の帰りに、吉原に寄ることが多く、留守をあずかる女性としては、何とかして亭主などを家に引きもどさなければならず、女性が三の酉のあるときは「火事が多い」とか「吉原遊廓に異変が起こる」という俗信を作って引き留めようとしたことがはじまりとか。今も、昔も女ごころは変わらないですね♪
どれにしよう?!開運 縁起熊手の選び方♪
「おとりさま」をお参りしたあとは、ゆっくり熊手を選びましょう。
熊手は福をかき集める・鷲づかむという意味が込められ、開運・商売繁盛の縁起物です。自分で商売をやっていない人は交通安全・家内安全なんてお札が入ってるものもあります!
選ぶポイントは、まず大きさ!予算とお願い事に応じてピッタリなものを探しましょう。 業績向上を目指して年々大きくする人がほとんどですが、安定を求めて同じ大きさを選ぶ人も。だんだん小さくするひとはあんまりいませんが、 中には、ご年配の方で「初心にかえる」との意味を込めて小さいものから再度始める方もいるとか。そんな話を聞けたり、値段の駆け引きをするのも露店の楽しみですね♪
11月の酉の日に行なわれる酉の市
11月 5日(月)一の酉 終了
11月17日(土)二の酉 終了
11月29日(日)三の酉
富岡八幡宮 深川酉の市
開催場所:大鳥神社 (江東区富岡1-20-3 富岡八幡宮内)
お問い合わせ先:富岡八幡宮 電話:03-3642-1315
アクセス都営大江戸線・東京メトロ東西線「門前仲町駅」1番出口(東西線専用出口)徒歩5分、5番出口徒歩8分
ライター 都丸美由紀