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偶然の数字が引き出す物とは?・豊洲読書会【豊洲マガジン】
- 2013/10/9
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世界は感情で動く!
脳はとても人間的なのです。
豊洲マガジン編集部の加藤です。
世界は感情で動く。
このタイトルを見たとき、思わずうなずいてしまいました。
大きく動くときほど、感情が左右しているものですよね。
毎週水曜日は豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会、内田ひろみさんの豊洲読書会レポートです。
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こんにちは。
豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会の内田ひろみです。
最近、テレビコーマーシャルをしている携帯ゲームにハマっています(笑)
「魔法使いと黒猫のウィズ」です。
というわけで、今回はクイズ形式で!
紙を半分に折り、また半分に折り、この動作を百回くりかえす。
そうすると、紙の厚さはどれほどになりますか?
チョット考えてみてくださいね。
今日は、「世界は感情で動く」~行動経済学からみる脳のトラップ~
マッテオ・モッテルリーニ著をご紹介します。
▼ご購入はこちらから:アマゾン
先ほどの質問、みなさんは、どれくらいの厚さだと思いましたか?
大多数の人は、1メートルくらいと答え、一番大きな数字をあげる人でも、厚さ数十メールです。
しかし、正解は!!なんと!!
地球から太陽までの距離(約1億5000 万キロメートル)の800兆倍です。
普通のコピー用紙の厚さが、0.1ミリだとすると、それに層の数(2の100乗)を掛けると、1.27×10の23乗キロメートルです。
人というのは、実に直感的に物事を判断してしまいます。
最初の数字や物事が小さかったりすると、つい、その範疇におさまるだろうと考えてしまいます。
最初に提示された数字が、後の判断に影響を与えます。
これが「アンカリング効果」といわれるものです。
わたしたちの「脳」はとっても人間的なのです。
だから、バーゲンセールに行くと色々買ってしまうのです。(笑)
2万円の物が、セールで9,800円だったら「安い!」と思ってつい買いたくなりますよね。
でも、定価が1万円の物が9,800円ならあまり魅力がないですよね。
今日、ご紹介した本は、つい行ってしまう私たちの行動の秘密が沢山紹介されてしまいます。
なんとなく、聞いたことがあるな~?なんて思うことも、どの時の実験だったのか?という事例が豊富に載っています。
例えば、以下の内容は面白いですよ。
・1ドル買うのにいくら払うのか?(コンコルドの誤謬)
・高いワインのほうがうまいわけ(ハロー効果)
・今のままがいちばんいい(現状維持)
では、また来週!
追伸:あなたの読書を激変させるビジネス速読を体験してみませんか?
まずは、10月19日(土)にお待ちしています!
▼ビジネス速読体験セミナー
http://www.bizisoku.com/taiken/
内田ひろみ
NLPトレーナー・研修講師
一般社団法人ビジネス速読協会代表理事
人の成長を組織の成長へと直結させるべく、NLPやLABプロファイルと言った 心理学/コミュニケーション手法を取り入れたセミナー・研修を実施。全ての人は、自分自身の中に必要なリソース(資質)を持っています。しかしながら、多くの人はそのリソースに気がつきません。ご自身の能力を高める方法(スキル、テクニック)をお伝えし、自分らしい生き方をする方をサポートしています。最近ではビジネス速読を広め、一人でも多くの方が 読書を通じて豊かな人生を送る1歩を後押ししています。
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紙を半分に折る動作を100回くりかえすと、紙の厚さは地球から太陽までの距離の800倍にもなるなんて考えつきませんでした。
最初に提示された数字が、本当に後の判断に影響を与えてしまうなんて興味深いですね。
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