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自分の思いが簡単にかえる文章術~伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則【豊洲マガジン】
- 2014/2/19
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伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則
こんにちは。
豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会の内田ひろみです。
「新品の通気性がいい赤いTシャツ」、この文章、何がいけないのかわかりますか?
一読すると、よさそうな感じがしませんか?何がいけないのでしょうか?
他の文章と較べてみましょう。この3つの文章でもっとも伝わりやすいのはどれでしょう。
新品の通気性がいい赤いTシャツ
赤い通気性がいい新品のTシャツ
通気性がいい新品の赤いTシャツ
全部、大丈夫そうですよね(笑)
実は、修飾語の順番を適正化するだけで、格段にわかりやすい文章になります。
そして、適正化するには、全て法則があります。その法則をわかりやすく教えてくれる本をご紹介します。正解は、追伸でお伝えしますね。
本:伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける87の法則
著者:山口拓朗氏
人は都合良く文章を解釈するので、自己解釈させない文章が伝わる文章です
ダメな文章:明日は13時から会社におります。お待ちしております。
13時に書いておけば、遅くとも16時までには来るだろう、と書き手は思い込んでしまいます。しかし、このメールを受け取った相手は、「13時以降ならいつでもOK」と自己解釈し、「では、17時頃に伺おう」と考えるかもしれません。
修正文:明日(24日)は13時から会社におります。お手数ですが16時までにお越しいただけると助かります。お待ちしています。
日時を明確にした文章なら、相手が「13時以降ならいつでもOK」という自己解釈する確率は消えます。読む人に自己解釈させない、その気持ちが「伝わる文章」になります。
伝わる文章は、「目的が明確」で、伝わらない文章は「目的が不明確・ずれている」という傾向があります
文章には、すべて書き手の「目的」があり、そして、読み手が文章を読んだときに、書き手が「決めた行動」をとってくれることが大前提です。それなのに、書き手は、なんとなくなく、文章を書いてしまいます。その結果、読み手は、文章を自由に解釈して、お互いに「ズレ」が生じることがあります。
文章というのは、読む人の「自己解釈」に依存しやすいからこそ、勝手な自己解釈をさせないよう、書き手は、読む人が理解・イメージしやすい文章を心がける必要があるのです。
現在は、ソーシャルメディアの発達によって、自由に自分の考えや思いを自由に伝えられる環境が整っています。
読む人が理解・イメージしやすい文章を書くために、基本的な文章を書くルールを知り、具体的な表現や描写をマスターしたいですね!
著者の山口拓朗さんは、まさにそれをご自身で体現されている方です。Fasebookでは、文章をコツを毎回UPされているので、そちらも必見ですよ!
追伸1:「通気性がいい新品の赤いTシャツ」がもっとも伝わりやすい文章です。理由は、【「長い修飾語」は先、「短い修飾語」はあと】及び【「節」は先、「句」はあと】という原則があります。節とは「1個以上の述語を含む構文」を指し、句とは「述語を含まない文節=文の最小単位」を指します。よって、「通気性がいい(節)→新品の(長い)→赤い(短い)となる(3)が理想となります。
追伸2:週末は、ビジネス速読協会のインストラクター方向けのフォローセミナーを開催しました。今年は、各地で読書会を開いていきますね。私は当然、「豊洲」で開催しますね。
内田ひろみ
NLPトレーナー・研修講師
一般社団法人ビジネス速読協会代表理事
人の成長を組織の成長へと直結させるべく、NLPやLABプロファイルと言った 心理学/コミュニケーション手法を取り入れたセミナー・研修を実施。全ての人は、自分自身の中に必要なリソース(資質)を持っています。しかしながら、多くの人はそのリソースに気がつきません。ご自身の能力を高める方法(スキル、テクニック)をお伝えし、自分らしい生き方をする方をサポートしています。最近ではビジネス速読を広め、一人でも多くの方が 読書を通じて豊かな人生を送る1歩を後押ししています。
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