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記憶の箱には限りがある。USPについて考えましょう【豊洲マガジン】
- 2014/8/13
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記憶の箱には限りがある。USPについて考えましょう
こんにちは。豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会の内田ひろみです。マーケティングについて学んだことのある方だと「USP」ユニーク・セリング・プロポジションという単語について聞いたことがあると思います。日本語だと、「独自のウリ」と訳されていることも多いです。
今回は、「USP」の概念を最初に伝えたロッサー・リーブスの本をご紹介します
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本: USP ユニーク・セリング・プロポジション 売上に直結させる絶対府への法則
著者:ロッサー・リーブス氏 訳者 近藤隆文氏
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石けんの新しい記憶は、石けんに関する古い記憶を追い出す
「私たちは、石けんについて新しいことを覚えたら、タイヤや保険、車について何かを忘れるのではなく、たいていは、石けんについて新しいことを忘れてしまうと」
広告されている約3万のブランドのうち、消費者が記憶できるものは限られている。読んだ広告を全部覚えることはできない。百科事典の中身を暗記できる人がいないのと同じことです。
石けんという事例は、ちょっぴりピンときませんが、シャンプーならイメージできそうです。最近は、ノンシリコンシャンプーが流行っていたかと思うと、次はオイルシャンプーなるものが登場しました。その銘柄は、なかなか思い出すことができません。覚えているのは、殆ど昔から知っている銘柄だったりしています。
広告にどんなメッセージをしみ込ませたいのか?
たくさんの競合商品がある中で、自社の浸透度をアップさせ、他社の浸透度を低下させるには、どうしたらいいのでしょうか? ブランドイメージ広告には意味があるでしょうか?
以前は、女性用のシャンプーの宣伝は、女性のモデルやタレントさんが殆どでした。最近では、スマップの稲垣さんや、嵐の桜井さんなども宣伝をしていますよね。でも、それがどのシャンプーだったのかは……? 私は、正直、覚えていません。
企業は、商品の定着を狙って、コマーシャルや宣伝をするのですが、伝えたいメッセージが伝わらずに終わってしまうことが散見されます。伝えたいメッセージを消費者に伝える手段が、USPなのでしょう。
USPとはなにか? 教科書的に一言でいうなら、「独自な売りの提案」です。
また著者はUSPとは広告に埋め込むものではない。それは、消費者が広告から受け取るものだとも言っています。言葉だけで表現してもかまないし、言葉と画像の組み合わせで提案しても効果的です。そして、言葉を使わなくても良いとも……
広告によって、何かを提案し、それが独自のものであって、売りに繋がるもの。これらを満たしている「USP」が作れたら、私たちの商品やサービスは、誰からも忘れられないものになるのでしょう。
一目見て惹き付けられる物を生み出したいものですね。
追伸1:次回のBizusoku読書会(ビズ速)は、9月9日(火)になります。
https://www.facebook.com/events/880425515318615/?context=create&ref_dashboard_filter=upcoming&source=49
追伸2:来週は、先月の読書会で交換した1冊をご紹介したいと思います!
内田ひろみ
NLPトレーナー・研修講師
一般社団法人ビジネス速読協会代表理事
人の成長を組織の成長へと直結させるべく、NLPやLABプロファイルと言った 心理学/コミュニケーション手法を取り入れたセミナー・研修を実施。全ての人は、自分自身の中に必要なリソース(資質)を持っています。しかしながら、多くの人はそのリソースに気がつきません。ご自身の能力を高める方法(スキル、テクニック)をお伝えし、自分らしい生き方をする方をサポートしています。最近ではビジネス速読を広め、一人でも多くの方が 読書を通じて豊かな人生を送る1歩を後押ししています。
ブログへのコメント&いいね!もお待ちしております。
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