1分は、後の1時間のためにある

 
こんにちは。豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会の内田ひろみです。久方ぶりに台風が関東に上陸してドキドキした1日を過ごしてしまいました。さて、今日は最近本屋さんに行くと必ず平積みされている元NHKキャスターの矢野香氏の本をご紹介します。
 

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本： NHK式＋心理学　1分で１生の信頼を勝ち取る法—NHK式７つのルール-
著者：矢野　香　氏
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ニュースとは、1分で伝え、1分で信頼されるもの

「ストレートニュース」と呼ばれる、解説をせずに事実だけを伝えるニュースは、短いもので1分。長いものでも1分３０秒です。つまり、ニュースとは1分で伝え、1分で信頼される話し方の技術であると、著者は言っています。
 
ニュースの話し方というと、普通のビジネスパーソンである私たちからすると、使い道がないように感じてしまいますが、その1分間で信頼される方法の集大成が、自己紹介として実践できるようになっているのが、この1冊です。
 

1分間の自己紹介で自分の全てを伝えようとしない

「1分は、後の1時間のためにある」ですから、自己紹介は、あなたの全てを伝えるのではなく、相手に興味をもってもらうためのものです。興味を持ってもらえれば、後にじっくりお話をする機会も、会社を訪問する機会も与えられるのですから。1分間の自己紹介で大事なことは、「伝える事を１つにしぼる」ことです。そして、話すテーマをしぼることなのです。
 

これは、便利「1分間自己紹介フォーマット」

誰でも穴埋めするだけで最強の自己紹介ができるフォーマットが２つ紹介されています。「PREP法」と「PREP・LP法」です。
 
PREP法とは、論理的に話すフォーマットのもっともシンプルな形です。Point(結論)、Reason(理由)、Example(例)、Point(結論)の順番で話す方法です。この頭文字をとって、「PREP法」と呼びます。この事は、論理的に話しましょう！といった時の定番のフォーマットなので、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。この論理的に話す方法が自己紹介においても有効なのです。
 
そして、大勢の中で選ばれたいと時、有効なのが、「PREP・LP法」です。途中の結論、理由、例までは、「PREP法」と一緒なのですが、「PREP・LP法」の仕組みは以下の通りです。
 
Point 結論「私は〜です。」
Reason 理由「なぜならば〜」
Example 例「たとえば〜」
Passion 　情熱「私はずっと〜だとおもってきた」
Let’s 誘い「〜しましょう」
Please お願い「どうぞ〜してください」
 
いかがでしょうか、ご自分の自己紹介の形に当てはめてみてください。きっといままでの自己紹介より聞き手があなたに共感してくれ、あなたの思いが伝わる自己紹介になっているはずです。
 
追伸１：次回のBizusoku読書会（ビズ速）は、10月14日(火)になります。新しい本と仲間との出会いを一緒に体験しませんか？　10分で本を読むヒントをお伝えします。そして、だれもが、本当にできた！とおもってくださいます。
https://www.facebook.com/events/348358571996855/?ref_dashboard_filter=calendar
 
追伸２：最近は、妖怪ウォッチのジバニャンが可愛くて、色々お菓子やちょっとした小物をコンビニで買ってしまいます。暫くマイブームは続きそうです。マイブームという言葉が懐かしい（笑）
 
 

内田ひろみ

ＮＬＰトレーナー・研修講師

一般社団法人ビジネス速読協会代表理事

人の成長を組織の成長へと直結させるべく、ＮＬＰやＬＡＢプロファイルと言った 心理学/コミュニケーション手法を取り入れたセミナー・研修を実施。全ての人は、自分自身の中に必要なリソース（資質）を持っています。しかしながら、多くの人はそのリソースに気がつきません。ご自身の能力を高める方法（スキル、テクニック）をお伝えし、自分らしい生き方をする方をサポートしています。最近ではビジネス速読を広め、一人でも多くの方が 読書を通じて豊かな人生を送る1歩を後押ししています。

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