第6回まち歩き 60分ウォーキング『豊洲駅~門前仲町駅周遊』
こんにちは!とよす じろう です。
今回は、第6回まち歩き 60分ウォーキングをお届けいたします。
今日の目的地は門前仲町です。門前仲町は、「富岡八幡宮」をはじめとした、江戸文化が色濃く残る街です。8月には、毎年「深川八幡祭り」が開催され、豊洲マガジンでもレポートしました。(詳しくは、こちらをご覧ください)
2019年は本祭りの前年にあたる『蔭祭り』で、子供神輿連合渡御(こどもみこしれんごうとぎょ)が行われました。そんな江戸文化の漂う門前仲町まで豊洲駅から歩いてみましょう。
スタートは豊洲駅3番出入口です。上空はまるで真夏のような青空です。秋のこの時期にしては、気温も高いのですが、空気が澄んでいます。
豊洲駅前の広い歩道を枝川方面へ進んでゆきます。豊洲のエリアは、コミュニティサイクルが充実しています。それに伴ってか、歩道が広めに作られていて、歩行者と自転車の住み分けがしっかりと整備されているのですね。そういう意味でも、豊洲は住みやすい街なのだと思います。
シティタワーズ豊洲ツインS棟の脇から豊洲運河沿いへ入って行きましょう。
第1回まち歩きで豊洲運河沿いの遊歩道を歩きました。豊洲運河沿いの遊歩道と並んで、シティタワーズ豊洲の公開空地が遊歩道として整備されています。今回は、こちらを歩いて行きます。こちらの遊歩道沿いには常緑の針葉樹が並んでいて、赤く染まった樹木はあまり見られませんでした。
しばらく、この遊歩道を歩いて行くと、運河沿いの遊歩道は行き止まりますので、豊洲橋の下をくぐって、大通りに出ます。
大通りからは、富岡方面へ進んで都立三商前の交差点から琴平通りへ入ってゆきます。
釣船橋を渡って、しばらく琴平通りを進みます。
釣船橋周辺は、その名の通り、たくさんの釣船や屋形船が川に浮かんでいます。
琴平通り。名の由来は、明治34年に建立された深川琴平(金刀比羅)宮によるものだそうです。昭和20年の戦禍により社殿は焼失してしまい、跡地を讃岐本宮より譲り受け、町会会館・幼稚園舎が建築されました。
この琴平橋の眼下に「古石場川親水公園」の遊歩道が伸びています。
「古石場川親水公園」は、「水辺の香り」をテーマに整備された、長さ800m程の親水公園です。水路には、海水が混じり、時たまアサリの発生が見られるそうです。隣接する牡丹町の名に因む牡丹園や、東のはずれにある洋風なバラ園、梅雨に咲き誇るアジサイなど、季節の花が楽しめます。
古石場の名称は、江戸城築城に際し「石置き場として使われた場所」からきています。
公園には、「石の広場」もありました。
ここから、約500mほど親水公園を歩いてゆきます。
途中、「小津橋」の下を通り抜けるのですが、この「小津橋」の「小津」は、映画監督の「小津安二郎」にちなんで名づけられた橋だそうです。
現在、「小津橋」は塗り替え工事中でした。
小津安二郎は、深川で生まれました。「誕生の地」の記念碑が深川一丁目にあります。この記念碑にも、以前豊洲マガジンで触れました。(こちらをご覧下さい)「小津橋」からさらに遊歩道を進んで雀橋をくぐると、「牡丹町公園」が隣接します。
「牡丹町公園」は、紅葉が見ごろを迎えてました。2016年の4月にリニューアルされ、「じゃぶじゃぶ池」や子供向けの大型遊具が充実した公園です。夏には、盆踊りも開催されるそうです。
そして、この「牡丹町公園」の隣には、「牡丹園」があります。
この付近は、ボタンを栽培する屋敷が多かったことから明治2年「深川牡丹町」と名付けられ、富岡八幡宮には、かつて牡丹園があり、文政10年(1827年)発行の「江戸名所花暦」に「この園中牡丹盛りの頃は、日覆、障子をかけ渡し、綺麗なり」と紹介され、ボタンの季節には多くの観光客が訪れたそうです。
ボタンの見ごろは、春。通常4月中旬から5月上旬が最盛期です。
こちらの牡丹園には、45種、381株のボタンが植えられているそうで、代表的な品種は、淡い紫色の花を咲かす「紫雲閣(しうんかく)」や純白色の「島根連鶴(しまねれんかく)」、深紅色の「春興殿(しゅんこうでん)」淡いピンク色の花を咲かす「八千代椿(やちよつばき)」などが楽しめるようです。
さあ、門前仲町駅まではあと少し。この先の大横川にかかる石島橋を渡れば、「永代通り」が待っています。
何気なく、石島橋を通り過ぎようとした瞬間、眩しいばかりの真紅の景色に釘付けになりました。ここは、桜並木の名所でもありますが、この時期は赤く染まった桜並木を楽しむことができるのですね。
「永代通り」と「清澄通り」が交差した門前仲町の交差点に到着しました。門前仲町駅は、東京メトロ東西線と都営大江戸線が乗り入れていて、1番から6番まで出入口が存在しています。今回のゴールは5番出入口。余裕のある人はここから「富岡八幡宮」や「深川公園」を散策してみてはいかがでしょうか。
豊洲駅から門前仲町駅まで歩いてみました。途中の「古石場川親水公園」の横には、「牡丹町公園」もあり、四季折々の花や緑を楽しめるコースです。門前仲町は、大変奥深い歴史の街で、今回のコースでは触れることの出来なかった、たくさんの魅力がつまった街でもあります。これまでに豊洲マガジンでも、門前仲町に寄りそうレポートを多々アップしておりますので、興味ある方はバックナンバーをご覧ください。
次回のまち歩き60分ウォーキングは豊洲駅から佃島を目指し月島から晴海を経由して市場前駅までのロングコースをお届けいたします。配信は12月3日と12月10日の2回に分けて予定しております。お楽しみに。
門前仲町に関するバツクナンバー
第2回江東区史跡巡り
第3回深川七福神巡り「心行寺」編
第4階深川七福神巡り「冬木弁天堂」編
第5回深川七福神巡り「富岡八幡宮」編
「深川八幡祭り」現地レポート
深川不動堂「第35回 深川花まつり」開催
東京・深川「深川夜桜Barまつり 3rd」
【お江戸深川さくらまつり】牡丹町笑栄会商店街《朝市&アンテナショップ》開催
富岡八幡宮境内にて「節分祭(豆まき・追儺祭)」2月3日開催!
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