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豊洲の歴史を知る「臨港貨物鉄道晴海線」【豊洲マガジン】
- 2013/11/15
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東京港の物流を支えた晴海線
豊洲マガジン編集部の加藤です。
豊洲の街は住みやすく整備され、新しい街という印象がありますが、その一方でこの写真のような風景も見られます。
晴海橋梁は、東京都中央区晴海と江東区豊洲にある東京都港湾局専用線(晴海線)の鉄道橋で、現在は廃橋となっています。
最初にこの風景を見つけたときは、豊洲の街の意外な一面を見たようで感動的でした。
国鉄越中島支線の越中島駅から、豊洲石炭埠頭までを東京都港湾局専用線(深川線)として開業していました。
そして、深川線の深川線分岐点から分岐し晴海埠頭までを東京都港湾局専用線(晴海線)として建設した際、晴海運河に架かる橋梁として1957年11月26日に完成し、同じ年の12月17日に供用開始しました。
日本の高度経済成長とともに、東京港の物流を支えていたのですね。
その後、トラック輸送等への転換によって臨港鉄道が衰退し、晴海線が1989年2月に廃止となり、東京都港湾局専用線が全廃となりました。
本橋梁も同時に供用廃止となりましたが、撤去されずに当時の姿のままの遺構として現存しています。
東京港の晴海埠頭で水揚げされた貨物を運んでいた、東京都専用の臨港貨物鉄道、晴海線。
30年余の歴史を刻んだその専用線の錆びたレールと朽ちた枕木の懐かしさに惹かれ、遠方からもファンが訪れます。
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