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運動をすると脳が鍛えられる!!豊洲読書会【豊洲マガジン】
- 2014/1/15
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運動をすると脳が鍛えられる!!
こんにちは。
豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会の内田ひろみです。
毎年、心に決めていることがあります。
「今年こそは、運動しよう!!」と・・・。
しかし、私は小さい頃から運動が苦手なせいか、どうも、3日坊主になりがちです。
脳を鍛えるには運動しかない!
著者:医学博士 ジョンJ.レイティ氏
http://amzn.to/1hQ9Fnw
実は、この本が発売された2008年(アメリカ)前後から、十数年前と今とでは、脳についての全く違う説が正しいと証明されていることも少なくありません。
私たちも、運動をすると「セロトニン」や「ノンアドレナリン」「ドーパン」といった、思考や感情にかかわる重要な神経伝達物質が増えるのでは?という知識をなんとなく、持っていますよね。
この本は、なぜ運動することによって脳が鍛えられるのかが、事細かく事例とともに紹介されています。
具体的には、運動することよって、「学習」「ストレス」「不安」「うつ」「注意欠如障害」「依存症」「ホルモンの変化」「加齢」「鍛錬」にどのような影響を与えるのか、を章立て説明しています。
かなり厚くて、ボリュームのある本なので、ご自身の興味がある所だけ、読んでも面白いと思います。
学習と記憶の能力は、祖先たちが食料をみつけるときに頼った運動機能とともに進化した脳にしてみれば、体がうごかないのであれば、学習する必要はまったくないのです。
人間の体は、「成長するの」「衰退するのか」、「活動するのか」「活動しないのか」という単純なことに大きな影響を受けているのです。
運動をすると、次の3つのステップで体に変化を起こします。
その1 気持ちがよくなったり、頭がスッキリしたり、注意力が高まり、やる気が出てきます。
その2 新しい情報を記録する細胞レベルでの基盤としてニューロンどうしの結びつきを準備し、促進します。
その3 海馬の幹細胞から新しいニューロンが成長するのを促します。
では、一体どんな運動をするとよいのか?
脳を育てるのに、最適な運動のタイプや量については、まだ研究の途中のようです(笑)。
ただ、激しい運動をしているあいだは、難しいことは覚えられないということは、みなさんも経験から想像がつくでしょう。
しかしながら、運動を終えた後に、脳から血がもどってくる、この時こそ、鋭い思考と複雑な分析を要する過大に取り組む絶好のチャンスということは実験で証明されています。
これは、「認識の柔軟性」が向上することと関係しています。
認識の柔軟性が高まるということは、型にはまらない独創的な思考や解決策をつぎつぎ、生み出したり、臨機応変に考えることができるようになるということなのです。
脳を鍛えるための運動でお勧めは?
著者は、心血管系と脳を同じに酷使するスポーツ(例えばテニス)などするか、10分ほど有酸素運動でウォーミングアップしたのちに、ロッククライミングやバランスの訓練といった酸素消費が少なく技能を必要とするという運動をお勧めしています。
脳のためにどのくらい運動すればいいのか。というのは、正直人それぞれだと思います。
ただ、一つ言えるのは、「健康になることをめざし、挑戦を続けることが大切」なのでしょうね。
体が健康になれば、なるほど脳はたくましくなり、認知力も情緒的にも、よく働いてくれるのです。
心と体は繋がっているとよく言われますが、心と脳も繋がっているのです。
両方大切にしていきましょう!!
今週もお読みいただきありがとうございました!
追伸1:年明け早々、足をくじきました(笑)。
運動を始めるには、もう少し時間が必要です。((+_+))
追伸2:茂木健一郎氏が監修した「脳が元気になるダイヤリ-」を買いました。初の3年日記です。毎日ひとつの、自分にかかわる質問に手書きで答えていきます。
「脳の活性化」と「自分は何者かなのか」は、わたしの永遠のテーマです。
内田ひろみ
NLPトレーナー・研修講師
一般社団法人ビジネス速読協会代表理事
人の成長を組織の成長へと直結させるべく、NLPやLABプロファイルと言った 心理学/コミュニケーション手法を取り入れたセミナー・研修を実施。全ての人は、自分自身の中に必要なリソース(資質)を持っています。しかしながら、多くの人はそのリソースに気がつきません。ご自身の能力を高める方法(スキル、テクニック)をお伝えし、自分らしい生き方をする方をサポートしています。最近ではビジネス速読を広め、一人でも多くの方が 読書を通じて豊かな人生を送る1歩を後押ししています。
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