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「笑い」と「怒り」は両立しない・豊洲読書会【豊洲マガジン】
- 2014/1/29
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「笑い」と「怒り」は両立しない
こんにちは。
豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会の内田ひろみです。
今週は、お釈迦様の教えから「怒り」についてお話したいと思います。
怒らない練習
著者:スリランカ上座仏教長老 アルボムッレ・スマナサーラ氏
http://amzn.to/1mMTKV1
「怒りは、良くないと知っている」でも、この「怒り」はどうしたらいいの?
今回、ご紹介する本は、「怒らないこと」「怒らないこと2」の続編で、「怒る」ことは良くないとわかっているし、頭ではわかっているのに、どうしても怒ってしまう私たちに向けて、怒ることなく毎日過ごすための実践書です。
怒らない方法なんて、あるんでしょうか(笑)。
お釈迦様による怒りのアプローチは、私たちにとっては、とても新鮮なこともありますし、そんなこと!出来ない!と思うこともあるでしょうね。
まずは、楽しく幸せな1歩のためにご紹介します。
怒りは、10種類に分類できます。まず、怒りに気付くことが重要です。
仏教では、怒りを10種類に分類しています。
ただ単に、足を踏まれてイラッとしたという事や、激怒する怒りもあると思いますし、一人きりで、退屈だ、誰からも話しかけて貰えない・・・。
感じる、「退屈」な気持ちも、実は、「怒り」の1つであると言っています。
ここで、10種類の内容をお伝えするのは、実際の本を手にとって読んでいただくことの楽しみにとっておきますが、この本では、「怒りとは、喜びがない状態」「喜びとは、怒りがない状態」と定義しています。
何であれ、否定的なものは、「怒り」、肯定的なものは、「喜び」としています。
そして、怒らない練習の第1歩は、まず自分の怒りに気付くということです。
怒りは、放っておくと、どんどん育って、心も人生も真っ暗にしてしまう可能性がありますし、実は、自分だけでなく周りにもとても影響を与えてしまうものなのです。
人間は、「納得する」ことがとても大事です。
人に何かをしてもらうことも、その人が納得さえしてくれたら、いとも、簡単でしょう。
それと同じで、「嫌な気分でいるのは、バカバカしい」と心の底からあなたが納得したら、簡単に「怒り」を自分で鎮めることができます。
同じ事柄でも、感情は、正反対です。
誰と一緒にいたのか、自分がどのような気持ちだったのかでも、全く感情は変わってきます。
感情をコントロールする方法をいくつか紹介されていますが、ここでは、私が一番簡単だとおもったことをご紹介します。
「笑い」と「怒り」は両立しない。
スマナサーラ長老は、正しい笑い方についてこのように言っています。
怒りが起こったら、「すぐ笑い」なさいと。
仏教では、日常生活のどんなことが起こっても、笑って過ごせる生き方を進めています。
世の中は、完全なことは何もないのですから、すべての現象におかしなところがあります。それに気づき、そのズレを発見して、自ら「笑う」のです。
「何があろうとも、笑うんだ」ときめて、怒ってもスグに笑うことです。
少し、難しいと感じたかもしれませんが、「笑い」にも練習が必要なのです。
私たちは、笑いは、自然に起こる物だと思っていますが、実は、意図的に作るために、「笑い」の練習をしなさいと説いています。
スキップしながら悩むって難しいですよね。
身体と心は繋がっているからです。
自分の考えが凝り固まっていたら、体を動かしたり、無理にでも笑ってみませんか。
スキップしなくても悩んだり、怒らないように、物事の視点を自由に行き来しながら、物事を多面的に見るようになりたいですね。
まずは、今日も楽しく笑って行きましょう。
今週もお読みいただきありがとうございました!
追伸1: 先週から続けている、ジュース生活は、とっても快調です。ぜひ、みなさんにお勧めしたいです。
追伸2:豊洲で読書会を企画します。また、ご連絡しますね。
内田ひろみ
NLPトレーナー・研修講師
一般社団法人ビジネス速読協会代表理事
人の成長を組織の成長へと直結させるべく、NLPやLABプロファイルと言った 心理学/コミュニケーション手法を取り入れたセミナー・研修を実施。全ての人は、自分自身の中に必要なリソース(資質)を持っています。しかしながら、多くの人はそのリソースに気がつきません。ご自身の能力を高める方法(スキル、テクニック)をお伝えし、自分らしい生き方をする方をサポートしています。最近ではビジネス速読を広め、一人でも多くの方が 読書を通じて豊かな人生を送る1歩を後押ししています。
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