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センスとは、知識の集積である【豊洲マガジン】
- 2014/9/10
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センスとは、知識の集積である
こんにちは。豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会の内田ひろみです。先週、豊洲に「豊洲フォレシア」という新しいオフィスビルが完成しました。飲食店やマッサージ店、そして、外からよく見える「ヨガ」スタジオと面白いテナントが集まっています。ヨガスタジオには、興味があったのですが、1階の開放的なガラス張りの場所で、習いにいくには少し勇気が必要です。
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本: センスは知識からはじまる
著者:水野 学氏
リンク:http://amzn.to/1q5GAcl
知識というのは、紙のようなものでセンスとは絵のようなものです。
紙が大きければ、そこに描かれる絵は、自由でおおらかなものになる可能性が高くなっていきます。文章を書くならば、「あいうえお」までしから知らない人間と、「あ」から「ん」までの五十音を知っている人間とでは、どちらがわかりやすい文章をかけるでしょうか? どちらが人を喜ばせる文章をかけるでしょうか。
この一文に、著者の水野さんが伝えたいことが詰まっていると思います。
水野氏は、ゆるキャラを牽引してきた「クマもん」やNTTドコモの「iD」などの数々のヒットを生み出したクリエイティブディレクターです。熊本県の観光ロゴを依頼され、勝手に頼まれてもいないのに、「クマもん」をデザインして一緒に提案をしたという話を聞いて以来、わたしは水野さんに勝手に注目しています。
ひらめきをまたずに知識を蓄える
私たちは、つい企画を考えるときに「誰も見た事が無い企画」を生み出したいと思いがちです。突然の「ひらめき」を期待しているのです。
「誰も見た事がない企画」というのは実は沢山あるのです。「誰もが見た事もない、あっと驚く企画」には2種類あります。それは、「誰も見た事のない、あっと驚くヒット企画」。そして、もう一方が、「あっと驚く、売れない企画」です。
「あっと驚くヒット企画」に目を向けるあまり、全く売れない企画に目をむけていないのです。コアなターゲットに向けた物以外に、社会に求められていないことがほとんどです。
まずは、過去に存在していたあらゆる知識を蓄えておくことが、新たに売れるものを生み出すには必要不可欠なのです。
「あっ!」より「へぇ〜」にヒットが潜んでいる
今いる自分の世界よりあまりに先に進みすぎている商品より、ちょっと新しい、あ!これ欲しかった……というものがヒットになるのでしょう。「ありそうでなかったもの」がヒットの近道です。そのためには、知識が必要となります。豊富な知識があるということは、センスを磨くためのたくさんのよき「師」を持っているということに繋がるのです。
ぜひたくさんのよい「師」を持ちたいですね。
追伸1:水野さんは知識の習得のために、本屋に通っているそうです。本屋さんを早足で1週して気になったものをチェックして新しい知識を身につけているそうです。自然と「知りたい」という知的好奇心が刺激されるようです。
内田ひろみ
NLPトレーナー・研修講師
一般社団法人ビジネス速読協会代表理事
人の成長を組織の成長へと直結させるべく、NLPやLABプロファイルと言った 心理学/コミュニケーション手法を取り入れたセミナー・研修を実施。全ての人は、自分自身の中に必要なリソース(資質)を持っています。しかしながら、多くの人はそのリソースに気がつきません。ご自身の能力を高める方法(スキル、テクニック)をお伝えし、自分らしい生き方をする方をサポートしています。最近ではビジネス速読を広め、一人でも多くの方が 読書を通じて豊かな人生を送る1歩を後押ししています。
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