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創業時がぐちゃぐちゃなスタートアップは後で直せない【豊洲マガジン】
- 2014/10/15
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起業されている方から、投資されている方までにおすすめの一冊
こんにちは。豊洲在住、一般社団法人ビジネス速読協会の内田ひろみです。今日は、シリコンバレーで現在もっとも注目される起業家、投資家であるピーター・ティールの本です。ペイパルを共同創業した一人であり、Facebookの初の外部投資家でもあります。Facebookが上場した直後に株式を全て売却して、Facebookの株価暴落の一因になったとも言われています。それも彼の信念のなせる技なのでしょう。その秘密の一端ご紹介します。
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本: ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか
著者:ピター・ティール氏
リンク:http://amzn.to/1ERqrfz
創業時がぐちゃぐちゃなスタートアップは後で直せない
何事もはじまりの瞬間は特別だ。始まりの瞬間はその後のすべての瞬間と質的に異なっている。はじめに判断を間違うと、例えばパートナー選びに失敗したり、できない人間を雇ってしまったりすると、あとでなかなか修正できるものではない。破産の瀬戸際まで追いつめられない限り、誰もそれを正そうとしない。創業者の第一の仕事は、いちばんはじめにやるべきことを正しく行う事だ。
起業やあるいは新しい仕事を始めるときに2種類のパータンの人たちがいます。すぐにはじめる人といつまでたってもやらない人です。そして、すぐにはじめる人の中でも、しっかりと考えた上でスタートする人と、なんとなく上手くいきそうな気がすると始めてしまう人です。
何かを始めた当初は、つい楽観的になってしまい、嫌な点は気のせいだと眼をつぶってしまいがちです。しかし、結局うまく行かない相手をパートナーとして選ぶと後々、修正するのは、本当に大変なことです。
独占は全ての成功起業の条件です
新しい何かが想像される場は、均衡とはほど遠い。経済理論の当てはまらない現実世界では、他社のできないことをどれだけできるかで、成功の度合いが決まる。つまり、独占は異変でも例外ではない。と伝えています。
幸福は、企業によってみな違っている。それぞれが独自の問題を解決することで、独占を勝ち取っている。不幸な企業はみな同じだ.彼らは競争から抜け出せずにいる。つい、私たちは競争の多い市場に進出し、そして疲弊してしまうのです。
独占を築くには
ブランド、規模、ネットワーク効果、そしてテクノロジーのいくつかのを組み合わせることが、独占につながる。ただし、それを成功させるには、慎重に市場を選び、じっくりと順を追って、拡大しなければならない。
まずは、どんな小さい市場でもいいから独占できる市場をみつけるべきだと言っています。小さくはじめて、独占をする有効性を伝えています。また、小さいことと存在しないことは違うのです。そのことを間違えるとユーザーが全く見当たらない市場でもがき苦しむことになるでしょう。
追伸1: 本から何を得るかは人それぞれです。本当に読みやすく書かれた本に対して、何も得ることがなかったという人は、自ら学び取る力が弱いということです。また、難しくて、手に負えない本もあるでしょう。それなら、その中で気になった1節だけでも今の自分の実力として受け取ってみるといいかもしれませんね。
内田ひろみ
NLPトレーナー・研修講師
一般社団法人ビジネス速読協会代表理事
人の成長を組織の成長へと直結させるべく、NLPやLABプロファイルと言った 心理学/コミュニケーション手法を取り入れたセミナー・研修を実施。全ての人は、自分自身の中に必要なリソース(資質)を持っています。しかしながら、多くの人はそのリソースに気がつきません。ご自身の能力を高める方法(スキル、テクニック)をお伝えし、自分らしい生き方をする方をサポートしています。最近ではビジネス速読を広め、一人でも多くの方が 読書を通じて豊かな人生を送る1歩を後押ししています。
ブログへのコメント&いいね!もお待ちしております。
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