「散らかっていても片付けやすい」がコツなんです!【豊洲マガジン】
- 2014/11/10
- インテリアコラム
「散らかっていても片付けやすい」がコツなんです!
こんにちは。整理収納アドバイザーの大矢光子です。今回のテーマは家族が集まるリビングです。
「あんなにキレイに片付けたのに、片付けても片付けてもすぐに散らかっちゃう。。。」と、溜息をついていませんか? リビングは家族も集まりますが、家族のモノも集まってきます。使い終わったら元の場所に戻せば良いのですが、「またすぐ使うから」とついそのままにしてしまいがち。ママが1人で片付けるのは大変です。家族が集まるリビングだからこそ家族全員で片付けましょう。
家族で使う共有するモノ
つい出しっぱなしになるのは戻すのが面倒だから。だから誰でも簡単に戻せるような場所を指定席にしましょう。意外と片づける場所がママしかわからず出しっぱなし……なんてこともありますよ。
たとえば、リモコン類はカゴにまとめてTVのそばに。爪きり、電池、筆記用具など家族みんなが使うものはリビングボードの引出しに。自転車やお家の鍵はリビング出入り口の収納扉にといったように、家族がわかる場所に収納しラベルを貼っておきましょう。
使った人が必ずそこに戻す習慣がつけば、「あれ?どこにしまったかな」と迷うことがなく、出しっぱなしも防げます。
個人で使うモノ
パパの財布や時計、ママのメイク道具やアクセサリー、そして子どものカードやマンガなど、つい部屋に持っていくのが億劫なモノってありますよね。そんな散らかりがちな小物アイテムには個人BOXを用意。そこに入るだけの量を自分で管理しましょう。
それぞれが好きな場所に置くのではなく、自分のモノはここ! と決めれば、個人のモノが散らかることはありません。
洋服や洗濯物
ソファの上やダイニングの椅子に、脱いだ洋服や洗濯物が置きっぱなしになっているととてもストレスを感じますよね。それには一時置きできる場所を作っておくと便利です。ドアや壁にフックなどを使って洋服を掛けておきましょう。時間がなくて畳めない洗濯物もカゴに入れて一時置きの場所にまとめればリビングがスッキリします。
洋服がリビング中に散らかっているのと1箇所にまとめられているのではまったく見栄えが違いますよ。
郵便・本・学校のプリント
ちょっとのつもりでテーブルの上やカウンターに置こうものなら、あっという間に溜まっていくのが紙モノです。これには水際作戦がとても重要。とにかく部屋に入れずに手前でストップしましょう。
郵便物はその場で判断し不要なモノは即ゴミ箱へ。本や新聞はストッカーにまとめて捨てるまでの場所を確保しましょう。読みかけの雑誌や作業途中の切り抜きなどはお気に入りのカゴに入れ、すぐ手に取れるようにしておくと良いですね。
提出しなければならない学校のプリントは、子どもの手が届く引き出しに収納しましょう。「ここに入れてね。」という場所を作ってあげると、自分でランドセルから出す習慣がつくのでオススメです!
ママは寝る前に引き出しをチェックするだけ。朝起きて、「え~?きょうまでだったの?」なんて慌てずに済みますね。
まとめ
リビングは家族の共有スペースです。いつもモデルルームのように整った状態にするのはなかなか難しいもの。たとえ散らかっていても10分もあればサッと片付けられるようなリビングなら十分快適なのではないでしょうか。
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大矢光子
整理収納アドバイザー・ライフオーガナイザー
上場企業でエグゼクティブの秘書業務に従事。仕事をしながらの子育てや家事の相談を受ける中で片付けに悩んでいる方が多いことを痛感。経験だけでなく理論的に収納を学びたいと思い資格を取得し個人宅の整理作業、セミナー、ブログを中心に活動しています。現在も外資系IT企業で働くアラフィフOL。