なんとなく部屋がごちゃごちゃ、収納が続かないという方の課題は?【豊洲マガジン】
- 2015/4/28
- インテリアコラム
片付けができない理由は何? 考えるポイントは?
こんにちは。インテリアコーディネーターの小島真子です。
前回のコラムでは、子どもがいても散らからないリビングルームの作り方をご紹介しましたが、今回は、子どもにどのようにお片付けを教えていくかをお話ししたいと思います。“子どもに”と言っていますが、実はこれは大人にとっても同じ。なんとなく片付かないなぁという方はぜひ参考になさってください。
なんとなく部屋がごちゃごちゃする、収納が続かない、そんなときは、帰宅してからリビングをごちゃごちゃにしているものは何かを考えます。
まず考えるポイントは、「モノの分別方法はあっているか?」ということ。分別方法には、人別、種類別、使用頻度別などがあります。まずはリビングの広さを見て、見直しを行ってみましょう。
その時のポイントは、子どもの目線で考えるということ。子どもが分かりやすい場所を指定してあるかどうか、使う場所、片付ける場所が近くになっているかを確認しましょう。
また、リビングの一角に子どもの遊ぶスペースを作るのもおすすめです。そのスペース周辺におもちゃ等の収納ができるようにしてはいかがでしょうか。一角に作った場合、おもちゃの出す・しまうという動作がしやすくなります。
収納ボックスの色を変える、収納場所にネームタグをつけるというのもきちんと整理整頓できるポイントです。
単に「片付けなさい」「きれいにしてー」と子どもに言ってもなかなか効果はありません。子どもに片付けさせている間に、家事や仕事をしてしまうパパ・ママもいらっしゃるかもしれませんが、子どもに片付けを習慣化させたいのであれば、親は片付けの方法をきちんと教えてあげること、さらには一緒に片付けすることが大切です。
ぜひ片付け上手なお子様に育ててくださいね。
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小島真子
株式会社ラフ・スタイル代表/インテリアコーディネーターフリーのインテリアコーディネーターとして活動。各種メディアへの掲載実績あり。法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、セミナー講師、執筆活動、コンサルティング他、企画やメディア協力等でも幅広く活動中。