1日の始まりを気持ちよく!洗面所の整理整頓【豊洲マガジン】
- 2015/3/3
- インテリアコラム
1日の始まりを気持ちよく!洗面所の整理整頓
こんにちは、整理収納アドバイザーの大矢光子です。毎日当たり前のように使う洗面所。意識していないとあっという間にモノであふれますよね。洗面所には歯磨き粉やハンドソープなどの消耗品、メイク道具やヘアケアグッズ、さらに洗濯用品など実にさまざまなものを置く場所。今回はモノであふれやすい洗面所をどうすればスッキリさせることができるのか、効率の良い収納方法を考えてみましょう。
モノとスペースを把握する
洗面用品、メイク用品、髭剃りやドライヤーなど、洗面所はどうしても小物が多くなりがちです。家族が多ければさらにモノも増えてしまいますよね。自分の家の洗面所にはどれだけのモノが入りますか?あれもこれもと詰め込みすぎると、モノが入りきらず溢れてしまう原因になります。
入っているモノを全部出して、毎日使う必要なモノから順に高さや動線を考えて収納していきましょう。試供品で貰ったモノ、数年前のメイク道具、使いかけのヘアケア製品など、使っていないモノは不要なモノです。限りあるスペースですから、必要最小限のものだけを置くようにしましょう。
収納したいモノを分類する
「常に出しておくモノ」「キャビネットにしまうもの」「洗面台の下にしまうもの」を分類してみましょう。たとえば、朝晩必ず使うハブラシ・歯磨き粉・コップ・ハンドソープは洗面台に。綿棒、メイク道具、ヘアケア用品などは鏡まわりのキャビネットに。洗剤や掃除道具、ストック類は洗面台の下にといったように、グループに分けて収納するのがコツです。
洗濯機まわり
洗面所に洗濯機が置いてある場合、洗剤や洗濯物などでどうしても生活感が出てしまいがち。ゴチャゴチャ感を解消するには普段使う洗剤、柔軟剤、漂白剤などをまとめて出し入れできるよう、ひとつの入れ物にまとめましょう。
洗濯バサミはカゴより空き箱や使っていないランチバッグなどに入れると、取り出す時に引っかかりません。下敷きのような板に洗濯バサミを挟んで、立てて収納すると場所をとりませんね。ハンガーは掛けるのが一番管理しやすいのですが、100円ショップのファイルケースにまとめてもスッキリします。洗面所が狭く収納する場所がない時は、洗濯機の上や脇に、突っ張り棒やラックなどで収納スペースを増やせば収納力がアップします。
出しっぱなしのドライヤー
朝晩使うドライヤーは出しっ放しの方が便利ですが、そこら辺にただ置いたのではオシャレ感ゼロですよね。S字フックでタオル掛けに掛けたり、引き出しの中に指定席を作ったり、お気に入りのカゴに収納するのはいかがですか。コードはきつく折りたたむと断線する恐れがあるのでゆるく巻いておきましょう。
バスマットが敷きっぱなし
そもそも干す習慣がないという方も結構いらっしゃいます。やはり湿った物をそのまま置いておくと見えない雑菌が繁殖します。どんなにスペースが狭くても掛けるスペースを作りましょう。脱衣所のドアの棒に掛ける、洗濯機に吸盤式タオルハンガーを取り付けて掛ける、スカート用のハンガーで挟んで干す、などすれば場所をとらずに干すことができます。
敷きっぱなしということはモノが床に置かれた状態ということです。どの部屋でも同じですが、床置きしないことがスッキリ空間を作るポイントですね。
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大矢光子
整理収納アドバイザー・ライフオーガナイザー
上場企業でエグゼクティブの秘書業務に従事。仕事をしながらの子育てや家事の相談を受ける中で片付けに悩んでいる方が多いことを痛感。経験だけでなく理論的に収納を学びたいと思い資格を取得し個人宅の整理作業、セミナー、ブログを中心に活動しています。現在も外資系IT企業で働くアラフィフOL。