とにかくカンタン! 年賀状のシンプル収納【豊洲マガジン】
- 2015/1/6
- インテリアコラム
とにかくカンタン! 年賀状のシンプル収納
新年あけましておめでとうございます。整理収納アドバイザーの大矢光子です。
お正月に、「よし、今年こそは!」と目標をたててスタートを切る方も多いかと思います。何を目標にするかより、その目標に対してどのように取り組めるかが重要。そのうちやろうではなくすぐに着手することが成功のカギですね。
さて、年の初めは毎年届く年賀状。お正月が明けると年末まで見返す機会もないものの、表には大切な住所データ、裏には心のこもったメッセージがあります。保管はシンプルな方法で十分だと思いますが、すぐ分かるようにしておくことがポイントですね。大切な年賀状を簡単に収納する方法をご紹介します。
お金をかけずに保管
1 空き箱を使う
贈答品の箱や靴箱など、しっかりした箱に入れましょう。寝かせるのではなく厚紙などで仕切りながら立てて入れます。年度ごとに分けておくと必要な年度だけ抜き出したいというときに便利ですね。
2 袋を使う
1年ごとに袋に入れてしまっておきます。一般的な封筒や、キッチンで使うファスナー付ポリ袋も、透明で中身が見やすいので便利ですよ。
3 ガムテープで簡単製本
ガムテープで一冊の本のように製本してしまう方法です。使うものは、布のガムテープ、はさみだけ。その年の年賀状の束をまとめ、一片をきれいにそろえて、布のガムテープでとめ、一冊の本のように製本します。50枚程度ならはがれずにパラパラとめくって年賀状を見ることができ、本箱などに並べて立てられますよ。背表紙に「平成○年」などと書いておけば、管理しやすいですね。
4 はがき用クリアファイル
市販のファイルを使って50音順に整理します。毎年同じ人から来るはがきを同じ袋に重ねていけば、最新の情報がわかります。またお子さんの写真などは1年ごとの成長ぶりを見ることができますね。
5 ダブルクリップ
枚数が少なければ、意外に便利なのがクリップでとめる方法です。中から1枚を取り出すことも簡単ですし、そのまま本棚にも立てておけます。
デジタルデータにして保管
スキャナーで取り込みデータ化しておくと、かさばらず検索もできて便利です。文面やイラスト、写真などをあとで見返したいときに大変便利です。はがきを捨てるときは宛名消しスタンプを使ったり、シュレッダーにかけるなどして、個人情報には十分注意しましょう。
おまけ
年賀状はただファイルするだけでなく、はがきに出し受けチェックを書き込んでおくと、次回の年賀状作成の時に参考になりますよ。
•こちらからも年賀状を出した・・・○
•年賀状をいただいてから返信をした・・・△
•こちらが先に年賀状を出して返信をいただいた・・・□
•(喪中はがきが届き)寒中見舞いを送った・・・など。
今年は未(ひつじ)年、群れをなすところから「家族の安泰」を表すとされています。本年も家族をメェ~ンに、モノを溜めないシンプルライフを目指していきましょう!どうぞよろしくお願いします。
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大矢光子
整理収納アドバイザー・ライフオーガナイザー
上場企業でエグゼクティブの秘書業務に従事。仕事をしながらの子育てや家事の相談を受ける中で片付けに悩んでいる方が多いことを痛感。経験だけでなく理論的に収納を学びたいと思い資格を取得し個人宅の整理作業、セミナー、ブログを中心に活動しています。現在も外資系IT企業で働くアラフィフOL。