ダイニングのラグの染みが気になる方に。インテリアのコツ【豊洲マガジン】
- 2015/7/21
- インテリアコラム
染みに強いラグの選び方
こんにちは。インテリアコーディネーターの小島真子です。
コーディネートのアドバイスをしていると「子供の食べこぼしで汚れがきになります」という声をよく耳にします。小さなお子様やペットがいるお宅では、ラグ選びに慎重になることも多い様です。
前回の「夏用のお洒落なラグの選び方」でもご紹介しましたが、お子様がいる家庭に限らず食べこぼしなどの多いダイニングスペースでは、毛足の短いタイプ、素材は汚れに強いナイロン素材や撥水加工されたラグなどがおすすめです。
ナイロン素材や撥水加工付ではない通常のラグの場合は、飲食物をこぼしっぱなしで時間が経過してしまいますと、汚れが奥にしみこみ落ちにくくなってしまいます。もしシミをつけてしまった時に大切なのは、シミをつけたらすぐに落とすこと!
乾いた布かティッシュでできるだけ汚れ部分をとり、ぬれた雑巾や拭き用洗剤を使用して汚れを落とします。水の代わりに炭酸水を使用しても良いみたいですよ。汚してしまった時の最初の対応がシミを残さないための重要なポイントです!
また、もしもオレンジジュースやコーヒー、紅茶など、色のついた液体をこぼしてしまった時は、まず急いでカーペットにこぼれたオレンジジュースをふき取り、次に染みの部分に少量の水をかけ乾いた布や雑巾を上から被せて掃除機の「強」で一気に吸い上げるという方法もあるようです。
時間がたっていない染みなら不思議なことにこれで大体オレンジジュースの染みは落ちますが、カーペットが痛むこともありますので、十分に注意して試してくださいね。
いかがでしょうか?夏用のラグの買い替えに参考にしてくだいね!
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小島真子
株式会社ラフ・スタイル代表/インテリアコーディネーターフリーのインテリアコーディネーターとして活動。各種メディアへの掲載実績あり。法人・個人のインテリアコーディネート業をはじめ、セミナー講師、執筆活動、コンサルティング他、企画やメディア協力等でも幅広く活動中。