年末は冷蔵庫を整理整頓しましょう【豊洲マガジン】
- 2014/12/23
- インテリアコラム
この時期だからこそやっておきたい、冷蔵庫の整理整頓
こんにちは。整理収納アドバイザーの大矢光子です。今年も残すところ一週間となりましたね。年末の大掃除プランを立てている方も多いと思いますが意外と忘れがちなのが冷蔵庫。気温が低いこの時期こそ冷蔵庫のお掃除にはいちばん向いているんですよ。今回は年末年始の食材を買い込む前に、冷蔵庫の中をスッキリ整理するコツをご紹介します。
冷蔵室
上段:賞味期限が長いもの(梅干、漬物、海苔の佃煮など)
中段:賞味期限が短いもの(豆腐、納豆、食べかけの食材など)
下段:毎日使う卵など(予備スペースとして半分は空けておきましょう)
チルド室:肉・魚などの生鮮食品や加工食品
収納にトレーを使うとトレーごと引き出せるので、奥にある食材も簡単に出し入れできます。容器を統一すれば見た目もスッキリしますね。高さのあるスペースは透明のコの字ラックで上下に仕切るとスペースを有効に使うことができます。
ドアポケット
上段:たまに使うもの(ジャムや佃煮など瓶詰めなど)
中段:良く使うもの(早めに食べなければならないものや、開封したものなど)
下段:重たいもの(奥はペットボトルや牛乳、手前はタレやドレッシングなど)
冷凍室
タッパーやカゴを使って隙間なく収納しましょう。そうすることで保冷効果が高まります。他にもジップロック、ファイルケース、ブックエンドなどを使って立てて収納しましょう。
中身がわかりにくくなるので、「肉」「魚」「野菜」など食材別にカゴに分けて収納しておくと取り出しやすくなりますよ。くれぐれも冷凍食品をギュウギュウに詰め込まないよう注意しましょうね。
野菜室
野菜室は引き出した時に、何があるかすべてが見渡せるよう収納するのがコツです。
上段のトレーはタッパーなどを使って細かく仕切ります。ピーマンやプチトマトなど小さな野菜は、入っていた袋から出してタッパーに入れかえるだけで、スペースを無駄なく使えます。使いかけの野菜が引き出しを開ける度にゴロゴロ転がるようでは可哀そうですよね。
下段の奥にはキャベツ、レタス、白菜などサイズの大きいものを入れていきます。ここもカゴを使って収納すれば、野菜クズや土が奥に溜まるのを防げます。最近はカット野菜を買う方が多いですよね。あまり日持ちするものではありませんので、早めに使い切るためにも、見やすい収納を心掛けましょう。
手前には牛乳パックやペットボトルを適当なサイズに切って、きゅうりや人参を立てて収納すると取り出しやすくなります。
冷蔵庫は、365日24時間ずっと働き詰めです。年末こそスッキリと整理してキレイにしてあげたいものですね。
来年は……
今年を表す漢字には「税」が選ばれました。来年は片づけで、『ゼイゼイ』言わないように、しっかりとスケジュールを立てて整理収納していきましょう。
それではみなさん、メークリスマス! そして、よいお年を! 次回、1月6日(火)の更新でお会いしましょう。
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大矢光子
整理収納アドバイザー・ライフオーガナイザー
上場企業でエグゼクティブの秘書業務に従事。仕事をしながらの子育てや家事の相談を受ける中で片付けに悩んでいる方が多いことを痛感。経験だけでなく理論的に収納を学びたいと思い資格を取得し個人宅の整理作業、セミナー、ブログを中心に活動しています。現在も外資系IT企業で働くアラフィフOL。
ブログ Organizing@home http://koukoblog.exblog.jp/
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