毎日わくわく! 「魅せる本棚」収納【豊洲マガジン】
- 2015/1/20
- インテリアコラム
毎日わくわく! 「魅せる本棚」収納術
こんにちは。整理収納アドバイザーの大矢光子です。どのお家にも必ずある本棚。「もっと上手に本が収納できたらいいなー」と思ったことはありませんか?
棚に収まりきれないほど詰め込まれていたり、乱雑に置かれていては、手に取って読もうという気持ちも半減してしまいますね。今回はちょっとした工夫でスッキリとおしゃれに見える、パパ、ママ、子供、それぞれに合った収納方法をご紹介します。是非、お家の本棚整理の参考にしてくださいね。
まずは収納する前に、本を整理しましょう
整理したい棚の本を、テーブルや床などの上に出してみましょう。大きさや色、ジャンルなどでまとめてから並べていきましょう。どうしても手元に置いておきたい本だけを選び、収納スペースの 7 割の量にするのがポイントです。
パパの本棚は、V 字型収納
V 字型収納とは、背の高い本を両端に並べる方法で、両端を高く中央を低く並べることで高さの違う本がスッキリとして見えます。パパの本棚は、仕事と趣味の本を分けてグラデーションで揃えていくと男性好みの本棚になります。
男性はキレイに並べたがる傾向があるので、背表紙の一番手前側を一列に揃えて並べると整った印象になりますよ。
ママの本棚は、平置きで実用的
平置きとは、文字通り本を横にして積み上げていく方法です。重ねて置けるのでたくさん入ります。ママの本棚は、中央に平置きして積み上げ、その両端を縦置き(通常の並べ方)することで、背表紙が見えて探しやすく、手に取りやすい本棚になります。
女性は、家事、育児、趣味、雑誌など様々な本がありますので中央・左・右とカテゴリーを分けると、実用的な配置になります。
キッズの本棚は、楽しく可愛く
子どもにとって絵本は創造性を高めたり、優しさを養ったり、空想の世界で冒険を楽しんだりと、心をはぐくんでくれるものです。読みたいときにすぐ手にすることができ、読んだあとのお片付けも楽しくなるように、色や形などで分けていくのがポイントです。
左右どちらか一方から、背の高い本から背の低い本へ流れるように並べましょう。本と本の間にアクセントとして可愛い動物の置物を並べたり、大好きな本の表紙が見えるように並べると、さらに子供の興味や関心をくすぐる本棚になります。子供の手が届く高さに並べ、いつでも本を楽しめる環境を作ってあげましょう。
リビングにすべての本がまとめられている時は
一般的な本棚なら、上から1段ごとにパパ、ママ、キッズと分けて収納しましょう。その時、パパの本は左から、ママの本は右からと、左右交互に並べていくだけで見た目がグンとおしゃれになります。スペースにゆとりをもってそれぞれの段に写真立てやグリーンなどを飾ると、さらにセンスがアップしますね。
家族それぞれの好みで選んだ本をただ並べるだけでなく、ちょっとした工夫で素敵なインテリアにしてみましょう。海外インテリアの写真集などは見ているだけでワクワクしてきます。お気に入りの洋書を 1 冊飾っておくだけでも、本棚がステキに見えますよ。
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大矢光子
整理収納アドバイザー・ライフオーガナイザー
上場企業でエグゼクティブの秘書業務に従事。仕事をしながらの子育てや家事の相談を受ける中で片付けに悩んでいる方が多いことを痛感。経験だけでなく理論的に収納を学びたいと思い資格を取得し個人宅の整理作業、セミナー、ブログを中心に活動しています。現在も外資系IT企業で働くアラフィフOL。